この話しが本当にあったかなんてわからない。
ただこの話が実際噂になってるのは、事実である…。
ある四人組の若者の話
七月七日
男二人と女二人の若者はドライブをしていた。
ノリだけを頼りに暗い山奥へと入っていく…。
みんな幽霊を期待していたが、そんな簡単にでるものではない…。
帰り道の事…
男A「結局何も出なかったね…」
すると
反対車線に小さな女の子がこちらに手を振っている…
女A「え、誰かいる?」
ドライバーの男は何もなかったかのよう通りすぎる…
男B「…お前達も見えた?」
男、女、女「うん。」
男B「なんだ、じゃあ幽霊じゃなかったのかな…」
女B「でもこんな所にあんな小さい子が一人でいる?」
男B「そりゃ…そうだ…。」
それから一キロ程走った後に、今度はアロハシャツを来たおじさんがこっちに手を振っていた…
今回は話を聞く為車を止めてみた…
おじさん「あのぉ…この辺で私の娘見ませんでした?」
男A「あ、さっきの子じゃねぇ?あっちの方にいましたよ。」
おじさん「本当ですか?」
男B 「乗ってきますか?」
おじさん「いや大丈夫です、本当ありがとうございます!」
というとおじさんは走って行ってしまった…
女B「なんだ、幽霊じゃなかったんだ…」
女A「本当!でも…危ないとこだったね…」
次の日の事
四人はテレビであのおじさんを見て…一生忘れる事ができない出来事になる。
アナウンサー
「え〜こちらの男性、昨夜、少女誘拐殺人事件が起こった犯人だそうです…
どうして殺した?と聞くと、
『優しくしてやったのに、逃げやがったから。』
とのことです…。」
完