シビック追突事件

山内池の溝田  2008-06-28投稿
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深夜一時 榛名山の下りで一台のシビックが走っていた。

黒のEG6だ

赤のホイールで悪魔のようなオーラを出しながら凄まじいスピードで走っていた。

前方に走り屋がいた。
『後ろから煽ってきやがる・・・よし、俺のS14の底力を見せてやるぜ!!』
二台は四連ヘアピンに入った!
シビックは安定したグリップ走行で曲がる。
S14のドリフトは下手だ。
安定しないし,立ち上がる度にケツを振っている。
あまりにもの下手さに
『こいつはダメだな。ケツ突っついてスピンさせてやる』
シビックのドライバーは悪魔のようだ。

下手だからスピンさせてやるのはありなのか?

ここは某アニメであいつが負けた伝説のカーブだ。
二台とも凄まじいドリフトだ!!

シビックが立ち上がりでS14のケツを時速89キロで突っついた!

ドぎゃあ
ぎゃあぎゃあぎゃあ
『うわああああああ!!!!!!!ぶつかる!!!!!』

S14はガードレールに突っ込み,なんとか重傷で助かった。

しかし、この事態を知った仲間やその他チームが大激怒したのだ。
『なんだと!亮一がやられだ!?』

『亮一は大丈夫なのか!!』
『ガードレールに突っ込み重傷らしい』

『リーダーになんとことを!!』

『俺たちでそいつを潰して仇をとろうじゃねえか!
亮一がやられて黙ってられるかよ!!!』

『他のチームの奴とチームを組んで、そいつを同じ目にあわせてやろうじゃねえか!!!!!!!!!』

その後,悪魔のようなシビックを潰そうと、地元の走り屋がチームを組み、

深夜一時に暴走しているEG6に会うために走っているのだあった。

EG6はホンダの名器でもあるB16A、VTECを搭載している。
しかしこのシビックはターボだ。他に高度なチューンで390馬力を発揮している。
外見はホイールだけ取り替えてあるが、

他はノーマルた。しかし中身が悪魔のようなセッティングで、

ドライバーの良雄は榛名山、妙義山を

知り尽くした57歳の現役ドライバーだ。

若い頃は『伝説のシビック』と呼ばれていたらしい。
今では知る人は誰もいないのである。

続く...。



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