ずっと忘れない

じゅん  2006-05-21投稿
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明日で高校生活も終わってしまう。いざ終わりとなるとなかなか名残惜しいものかもしれない。クラスの奴らは喜んでいたが明日は泣く奴もでてくるのだろう。まぁとりあえず特にやることもないので家に帰ることにして、俺はゆっくりと自分の帰路を歩いていった。家についてそのまま自分の部屋へと入っていった。鞄を下ろしベッドにゴロッとなって一息ついた。
今思えば3年間も短かった。一年…また一年…また一年とあっと言う間に3年間がたってしまった。
「はぁ…。」思わずため息をついてしまう。そこで俺はあることを思いだして立ち上がりマンガだらけの本棚の前に座りこみ、奥からごっつい物を取り出して机にドスッとおいて椅子に座った。持ってきたものはアルバム。思いでひたるのにはアルバムが一番だ。最初のページは高校の入学式の時の写真で校門の前で幼なじみの亜弥と一緒に撮った写真や高校初日でいきなりなれなれしく声をかけてきた歩と麦茶早飲みで競ってる写真もいまとななっては懐かしいと思う。「こんなこともあったなぁ…」俺は呟きながらアルバムのページをめくる…。



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