「不二が...俺を好きって言ってなかった?」
き...聞かれてた!?
ァタシは不二先輩をチラッと見てから国分先輩に言い訳を話始めた。
『先輩として好きってことです!リスペクト!』
「そうなの?」
『はい!ねぇ不二先輩!』
「そうなの?」
「違う...尊敬とかじゃない。」
『不二先輩!?』
「俺...国分先輩が好きです。」
不二先輩は国分先輩を見つめて、自分の気持を伝えた。
「そうなの!?」
国分先輩が驚いた顔で大声を出した。
「こんな事...冗談で言うわけないじゃないですか」
「...ゴメン...俺そうゆう趣味はねぇんだ。」
「わかりました。」
「じゃあ俺、戻るわ...」
国分先輩はポリポリと頭をかきながら校舎へ戻っていった。
『不二...先輩?』
うつ向いている先輩の顔をのぞき込むと、先輩は泣いていた。
『先輩...大丈夫ですよ!』
「何が大丈夫なの?言っちゃったんだ...もう普通に話したり出来ないんだよ!?」
『自分で言ったんでしょ!?ウジウジしたって仕方ないじゃん!』
「ハチ...」
『!!!ごめんなさい。偉そうなこと...』
「いいんだ。ありがとう」不二先輩はそう言って笑顔になった。
『良かった。先輩が笑ってくれて。』
「ハチが居たから笑えたんだ。独りじゃなくて良かった。」 to be continued