電話を切って急いで準備をする
着替え終わるドアも閉めないまま階段を駆け降りた
「さや?ごーはーん」
と少し急かしたおかあさんの声がする
「食べる食べる!」
と、ファンデーションをぬりながら答える
化粧が終わり、髪を整えようとしたが今日は髪がそんなに乱れてなかったのでくしを通し、少しワックスを付けてリビングに行った
リビングのドアを開けるなり声が飛んできた
「あと30分しかないよ!?」
その声のするほうを見て頷きながら椅子に座った
ご飯を食べながらテレビを付けた
後ろからくる
「テレビなんて見てる暇ないよ」
という声を無視しながらテレビに見入った
テレビは丁度占いのコーナーだった