ワーキング・プアからの脱出 47

楽園 海風  2008-07-09投稿
閲覧数[353] 良い投票[0] 悪い投票[0]

そして、宣言通り、翌年正月休み明けに、ハワイ行きが実現すると、
「冗談かと思っていたよ、羨ましいね。」
と、また感心する素振りを見せますが、陰では、
「アルバイトが、無理しやがって。」
と、嘲笑から羨望に変わり、ニューカレドニアに2回、タヒチへと、毎年、海外リゾートにでかけるようになると、一切、旅行の話題を持ち出さなくなりました。内心、私がいかにして、海外リゾートな旅行できるのか、興味津々なのに、無関心を装う事で、辛うじて、自分自身のプライドを保とうとしている事が垣間見えて、苦笑を禁じ得ません。
同志諸君、アルバイト、パートと軽んじている輩の、軽薄なプライドを木っ端微塵に吹き飛ばしてやろうではありませんか。
さあ、同志諸君、純粋で創造的な、壮大な願望を持って、共に闘って行こうではありませんか。
同志諸君、希望を捨てないで下さい。
叶わない願望など、決してこの世にはありません。
同志諸君、共に素晴らしい未来に向かって、力強く前進して行きましょう。
次回、第9章 覚醒 をご期待下さい。
私の幼い頃からの不思議な体験によって、私が手に入れた真理と願望達成能力の秘密をお話しします。信じる、信じないは貴方の自由ですが、素直な心で私の話に耳を傾ける方々は、素晴らしい未来がやって来る事は保証します。ご期待下さい。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 楽園 海風 」さんの小説

もっと見る

エッセイの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ