恋、二度(ふたたび) 107

よしゆき  2008-07-09投稿
閲覧数[141] 良い投票[0] 悪い投票[0]

私は朝六時まで、ぐっすり寝ていた。一糸纏わぬ姿で、夏希くんに抱かれて…もちろん彼も…
昨晩の激しさを思い出して、私は全身を赤く染めた。
彼を起こさないように、そっと起き出すと、私はシャワーを浴びに行った。鏡に映る身体には、昨夜の激しさを物語るしるしが無数についていた。暖かいシャワーがとても心地よく、昂揚した気分を押さえてくれた。
身体を拭いて出てきても、夏希くんはまだ夢の中だった。
私は愛しい彼の顔を、飽きる事なく見ながら幸せだった…
毎日でもこうしていたかった…
でも何かが私に踏ん切りをつかせなかった。いったい何故…
考えれば考える程、頭の中が混乱していく…

私は朝食を作り始めた。正月二日だけど、お節も無くなったし、なんかお雑煮もなぁと思って、フレンチトーストとスクランブルエッグ、それにフルーツサラダを作る事にした。
フレンチトーストとサラダが出来上がったところで、夏希くんを起こしに行った。
「夏希くん…起きて…朝だよ…」
「おはよう…真愛…今日も可愛いね…」
まだ寝ぼけていたから、おはようのキスをほっぺにしてあげたら、ようやく目を醒ました。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 よしゆき 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]
ブツブツ・ザラザラ…
ツルリン綺麗な美肌♪


▲ページトップ