正義って何？
こういう議論はどの物語でも取り上げられる。
様々な物語の中、こういう善悪論は比較的多い。
正義とは自分自身です。悪とは自分に反抗する人々です。こういった思想を描く物は数多い。
確かに正義を中心とした生活を送るわけだから、自分が正義で無ければ正義を中心とした生活が送れない。こう思うと何かがこの世で消え去ることになります。何でしょう？
悪です
自分が正義。ほとんどの人はそう思います。そうすると悪は消えます。
そうです。
この世界に悪は在しません。
我正論とでも言いましょうか…
しかし「正しい」と「正義」は違います。
正義とは個人個人の自由な考えによる善。正しいとはこの世界共通で決められている善。
この違いは大きいです。
殺人を例に挙げましょう。恐らく人は殺人をする際、自分の行動が正しい行動だと判断した上での行動です。つまりこの人にとっての善です。
しかし、これは正しくありません。
殺人を犯した。この事実は悪です。法によって裁かれます。しかし、この行動は正義なのです。
このように善悪論とはややこしい物だと、僕は考えます。
僕は正義。しかし正しいか悪いのかは解らないのです。
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