プロローグ 明美は 早足になり、何かに怯える様に歩き始めた。 彼女は最近 痩せた様である。 ………… 私は何とかして彼女を助けたい、そう考えてきた。………… しかし、どうやら それは無理らしい。 失踪してから もう二年が経つ、彼女を救えなかった。 二年も経てば周りの環境も会社も警察も変わる。 どうやら皆、自分の事で精一杯の様だ。 「お蔵入りだな…。」 心の中で呟いた。
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