Dragon's eye [2ー23]

ギルドギア  2008-07-12投稿
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「いや殺すって言われてもな〜〜ねぇ?あんた誰よマジで」

「…私は…そうだな………シルバー・クサリイン……シル…とでも呼んでくれ」

神竜には、どうしても偽名を使ってまでも、人間の姿の自分が銀狼・神竜だということを、レンに隠さなければならない理由があった。

「ふ〜ん…変な名前」

「……そ…そんなことはどうでもいい!早くこの森を抜けるぞ!」

シルは、ネーミングセンスが悪い(事実、そう言った訳ではないが)とレンに言われ、自分のプライドを傷つけられたようだ。

「……なんでシルが仕切るんだよ」

「え〜〜……私はな、貴様の言葉でいう銀狼と知り合いでな……お前と共にするように頼まれているのだ」

「ふ〜〜ん……で、銀狼は?」

「…用があるとか言ってどっか行った」

「無責任だな〜あいつも」

「ていうか早くノール村に行くぞ!雪山に用があるんだろ!?」

「おぉう…そうだったな…よし!行くぞ!」

「おう!」

「……で、どうやって行くの?」

「ぐはぁ!」

シルがこけた。

「潔く言っといて…何言ってんだお前は……」

「だって俺迷子なんだもん♪」

「楽しそうに言うな!………いいか……今お前の向いている方向から180度回転して、真っ直ぐだ」

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