Dragon's eye [2ー27]

ギルドギア  2008-07-12投稿
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レンは、布袋から瞳を取り出し、クザンのくぼみにはめ込んだ。見事に瞳はくぼみにジャストフィットしていた。瞳がはめ込まれた瞬間、クザンは、黄金の光を放った。

「「すげぇ…」」

【これが俺の能力だ】

「かっけ〜じゃん!」

【まぁな!…瞳はまだまだ種類があるからな、瞳によって能力が違うぞ】

「……マジで?」

【おう、ちなみにこの瞳の能力は、大地を操る力だ】

「大地を操る力とは?」

【銀色の瞳に並ぶ最強の能力でな、大地のありとあらゆるものを操れる】

「……おぉ〜!すげぇな!」

【だろ?ちなみに銀の瞳をはめ込むと、天のありとあらゆるものを操ることができるぞ】

「……おぉ〜!」

「…私かよ!」

シルは、心の中でそう思っていた。

「よし!じゃあノール村に戻りますか!」

【「おう!」】

【じゃあ俺を持って、巨大な葉を想像しろ】

レンは、言われた通りに、巨大な葉を想像した。すると、目の前に、人が二人乗れる位の、木の葉が落ちてきた。

【あそこにある木を操って、この葉を作らせたんだ】

「なるほど………要するにこれに乗って一気にノール村に行くと」

【そうだ】

レンとシルは葉に乗り込み、一気に山道を下って行った。



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