…
「もしもし?M? あのさぁ Yが、死んだこと 知ってる?」
突然だつた…
学校で ウワサがたっていたから 本当に死んだんだ…
…
「あのさぁ… それで お通夜が、あるから来れる…かな…。」
…
行く…
突然すぎて意味不明だった。
んだよ…。
お通夜で、彼の家へ…
そこには、沢山の人が…
奥には…白い…。…
彼が、寝ていた。
まるで 天国へ行くかのような…雰囲気が。
わからない…
何?
僕は、彼の所まで 行き、手をあわせた。
なぜだ…
わからない…
彼の顔を見た…。
彼の表情からはっきり読み取れたのは…、
『意味不明』
…
だった。
もう 会えないのか…?
受け入れられない
なぜだっ!
代わりに、死んでやりたかった。
未来のある彼の方が、何倍も 俺より価値があると…
そう思った。
代わるなんて できやしない…
早く彼の元へ行きたい!
そう思った。
人生は、きっと そんなに深いものじゃない。
必ず死ね。
明日かもしれない
三十年後かもしれない
でも 死ぬことには かわりない。
それだけが、皆 平等なんだろう。
でも 死んだら 本当にそれで終わりなのかと思うと … 悲しくなる
地球は、丸い
だから どんなに真っ直ぐ歩いても
結局 ふりだしに戻る。
人生は、その繰り返しだ