セン  2008-07-13投稿
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「もしもし?M? あのさぁ Yが、死んだこと 知ってる?」

突然だつた…
学校で ウワサがたっていたから 本当に死んだんだ…



「あのさぁ… それで お通夜が、あるから来れる…かな…。」



行く…

突然すぎて意味不明だった。

んだよ…。

お通夜で、彼の家へ…

そこには、沢山の人が…
奥には…白い…。…

彼が、寝ていた。

まるで 天国へ行くかのような…雰囲気が。

わからない…

何?

僕は、彼の所まで 行き、手をあわせた。

なぜだ…

わからない…

彼の顔を見た…。

彼の表情からはっきり読み取れたのは…、

  『意味不明』



だった。

もう 会えないのか…?
受け入れられない

なぜだっ!




代わりに、死んでやりたかった。

未来のある彼の方が、何倍も 俺より価値があると…

そう思った。

代わるなんて できやしない…



早く彼の元へ行きたい!
そう思った。










人生は、きっと そんなに深いものじゃない。

必ず死ね。

明日かもしれない

三十年後かもしれない

でも 死ぬことには かわりない。

それだけが、皆 平等なんだろう。

でも 死んだら 本当にそれで終わりなのかと思うと … 悲しくなる






地球は、丸い

だから どんなに真っ直ぐ歩いても

結局 ふりだしに戻る。



人生は、その繰り返しだ

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