電気の車で走る、走る。 窓の外は青い空。 枯れた葉っぱと秋晴れ、 切なくなる。 去年の今日を思い出す。 賑やかな女子高校生が乗ってきた。 去年の今日はまだ私も彼女らの一員だった。 感傷は止まることはない。 秋とはそういうものだから。 去年の今日にはなかった気持ち。 隣の彼は寝息をたてる。 電気の車の中、だぁれもしらない 私の気持ち。
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