シャワーの間も色々考えていたけど、やっぱり夏希くんに一番喜んで貰いたいし…
シャワーを終えて、ドライヤーで髪を乾かしながら私の心は決まった。明日はやっぱり…
「コーヒー飲むだろう…?」
「うん…ありがとう…」
「真愛、まだ悩んでいるのか?」
カップにコーヒーを注ぎながら夏希くんが聞いた。
「ううん…もう決めたから…」
「何、着ていくの?」
「明日までのお楽しみ…」
コーヒーを受け取りながら、私は夏希くんにウインクした。
「教えてくれてもええやん…」
「だめ…内緒…」
「けち…」
そう言いながら夏希くんは私を抱き寄せていた。私もコーヒーを飲みながら、彼に身体を預けていった。
今晩は昨日以上に私達は燃えてしまった。私が積極的に彼を受け入れたから…
だって夏希くんの事が…好きだもん…