恋、二度(ふたたび) 125

よしゆき  2008-07-15投稿
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朝の陽を浴びて、心地良い微睡みから目を醒ますと、愛しそうに見つめる夏希くんと目があった。
「おはよう真愛…」 「おはよう…夏希くん…どうしたの…?」
「真愛の寝顔が可愛いいから…」
「もう…夏希くんのばか…」
私達は昨晩の余韻に浸りながら、どちらからともなくキスをした。

「朝食急いで作るから、シャワー浴びてきて…」
昨日の晩に脱ぎ捨てたスウェットを着ながら、夏希くんを促した。
今朝は三が日最後だし、お雑煮にした。 例の関東風にして…
食べ終えると私もシャワーを浴びにいった。身体には昨晩のしるしが無数についていた。夏希くんってキス魔だから…でも首の付け根や肩、胸元には目立ったものがない…それが夏希くんの気遣いなのかな…
私は念入りに身体を洗ってシャワーを終えた。
髪を乾かしながら、やっぱり振袖にしようと思い、どれを着ようか考えていた。あと着てないのが、紫地で裾が桜柄の物か、深紅地で裾が桜柄の物か悩んだけど、結局紫地にした。
髪は少し高めにあげて項を出すように髪留し、前髪もあげて額を出すと、最後に松竹梅の花簪を挿した。



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