希望に咲いた花束 1

神様の親戚  2008-07-15投稿
閲覧数[606] 良い投票[0] 悪い投票[0]






『恵美、俺…好きな人が…できたんだ。』











その言葉を、私は家の近くの公園で勇人に言われた…。

















私にとって勇人は、



とても大事な存在で…



ううん。彼がいないと私はここにいられなくて…。





…生きていられなくて…









だから…








私は全てリセットしたかった…










午後六時半


私はゆっくりと、下を向いて歩いていた。







(何もかも…なくなった…)










大きな十字路に差し掛かり、


信号が赤になる…。







(勇人がいない……もう何も意味はないよ…)



私は思わず…道路に飛び出した。
















ドン!!
























(…あれ?)












気がつくとそこは、




先程の公園だった。













(どうして?)






まるで車にはねられた事が、夢だったかの様に…








(…夢…見てたのかな?)












私は公園の真ん中にある時計を見た…







(5時40分…勇人と別れた後だ…)












私は勇人と別れる事のショックで、気が動転していたんだと思った…












……













正直な所…




少しほっとした…






そしてまた私は家に帰る途中、











あの信号を…青で渡って家に帰宅した。








つづく

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 神様の親戚 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ