桜田「…ん？後藤健掌？どっかで聞いたような聞いてないような…、……うん、ないな。」
不良２「な、なんで後藤が…、」
桜田「ん？お前ってそんなに有名なの？」
山田「バッ…、桜田くんっ！貴様という奴は和田中の後藤を知らんのかねっ!?」
桜田「うん、知らん。誰？」
山田「ご、後藤って言えば他の学校でも有名な人間だよっ!?」
桜田はあまり理解
しないまま
その後藤に話しかけた。
後藤「キサマ―っ!!俺が名乗ると言ってんだろうが―っ!!」
桜田「…おい、……おいっ！」
後藤「あん？ん？何だよっ!?」
桜田「つかぬことを聞くけど、チミはそんなに強いのかね。ん？」
後藤「あ…、うん、多分…、そうだと思うけど…」
桜田「なら、このバカどもを追っ払ってくれんかねっ？」
桜田はフレンドリーに
頼んだ。
後藤「…ああ、いいぜ。俺もコイツらは気にいらねーからな。そんかわり、おめーもちょっとは手伝えよな。このゴミ掃除をよ…。」
桜田「…へいへい…。わーってるよ。………おいっ！お前等も少し手ぇ貸せっ!!」
桜田は城山と
他の２人に
声をかけた。
城山「えっ!?お、あ、僕ですかっ!?」
不良Ａ「フッ…、しゃーねー、手伝ってやっか…。」
不良Ｂ「…ああ、そうだな。」
城山を置いて、
２人の仲間が
加わった。
城山「ち、ちょっと待てっ！行くっ！行くからっ！」
少し遅れて、
城山が加わった。
桜田「ところで、お前等名前は？」
不良Ａ「俺は篠木広大。篠木でいい。」
不良Ｂ「…新井田…、条助…。条助と呼べ。」
城山「フッ、俺の名前っ？そんなに聞きたいなら答えてやる、そう、俺の名前は…」
桜田「よしっ。行くぞお前等っ!!」
城山「そう、俺の名前は…、って聞けよおいっ!?」
続く
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