ありがとう?

ソルトアップル  2006-05-26投稿
閲覧数[275] 良い投票[0] 悪い投票[0]

あたしゎ手紙を書くコトにした。図書室においてあるプリントの裏に。「しぉりが卒業するまでこの学校にいるよね?」今まで書いた手紙で一番短い文章の手紙を。まだあたしが来たコトを知らない洋先生ゎあたしが横に座ったコトなんて気付きもしなかった。ずっと洋先生の顔をみてた。昼休みが終わるまで。昼休み終了のチャイム。洋先生ゎ読みかけの本をパタンと閉じて大きな背伸びをした。ねむたそうに目をこすりやっと隣に座ってたあたしに気付いた。洋先生ゎ驚いたような顔をしてそのあとすぐに照れ笑いをした。「ほら、掃除だろ!一緒に行くぞ。」と笑われた。あたしのポケットにゎ小さく折り曲げられたプリント用紙。ぎゅっと握り締めてあたしも笑う。何気なくあたしの頭をポンポンと撫でて「話あるか放課後まってて」と可愛い笑顔をみせる洋先生。なんの話なのかゎすぐにわかった。「いや。いやだ。」あたしゎ頭の中が真っ白になりいやとしか言えず涙を流してた。図書室にゎ誰もいなくなっていた。そこにいるのゎあたしと先生だけ。抱き締めて「どこへもいかない」と言ってほしかった。ただそれだけなのに先生ゎ戸惑ったように「もぅ知ってるんだろ?」そぅ言ってイスに腰をおろす。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 ソルトアップル 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ