後になって気づいた。髪をばっさり切ったのは、気まぐれなんかじゃない。君を忘れるための魔法。 痩せ我慢してた。本当はとても傷ついてた。 なんでだろう。なんで上手くいかないんだろう。好きだった。一生この気持ちが続くだろうと思えるくらい。 公園で、夕方で、ブランコに乗って揺れてた。夢のような一時。赤くなった君の顔。 もう一度、ブランコに乗ってみようかな。
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