頭が真っ白だった。
家に帰り、正木との会話を整理する。
山下さんは私が好き。
クリスマスイヴの夜にプレゼントを渡し私が山下さんに告白する。
晴れて二人は付き合い始める。
あれ?私の気持ちはどこにあるんだろ。
なんで私が告白するんだろう。
同じ女の子なのに付き合うってなんだろう。
だいたい私は、男の子ともまともに付き合ったことないのに。
どうしよう。
いやいや無理だよ。
好きでもないのに告白して、しかも付き合うなんて絶対に無理。
明日正木にちゃんと話をしよう。心に決めた。
翌日正木に会った瞬間、正木が先に口を開いた。
正木「山下さぁ、すっごい期待しててさ〜。向こうもプレゼント用意したらしいよ。よかったな。」
ぅわ、先手を取られた。でもちゃんと言わなきゃ。
恐る恐る私は口を開いた。
私「あ…あのさ正木、そのことなんだけど。やっぱり告白なんかできないし、付き合うなんて無理だよ。変に期待を裏切っちゃうなら、クリスマス会を断った方がいいんじゃないかな…。」
私の話が終わらぬうちに、正木の表情が明らかに曇っていった。
そして、私が予想もしていなかった行動をとった。