龍の涙〜第6章〜

アーヤ  2008-07-21投稿
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そして朝が来て、また夜が来る…そんな、変哲もない毎日が続き、やがて子供を授かり賑やかな生活を迎えた。
そして、いつのまにか、あの夢から十年ぐらいたったある日いつものように朝旦那や二人の子供を見送り、淡々と家事をこなす…そしてフッと鏡を見た。

キラ「…私って、昔から体型や顔変わってないなぁ…そう言えば旦那も変わってないような…」

キラはそう思いながら、ある事を思い出した。

キラ「確か昔変なリアルな夢を見たっけ…まさかね…そんな事あるわけない」

キラはそう思い買い物へ出かけた。

買い物が終わり家へ帰ると中天狗山が見えた。なんとなく行きたくなり天狗山へと車を走らせた。

天狗山に着くと、迷う事なく夢で見た場所へと向かった。すると急に周りが暗くなり雷が鳴りだした。キラは慌てて近くの大きな葉の木下に逃げ込んだ。その時だった!また大きな音と共に近くで稲妻が走った!キラはビックリして縮こまった。そして、また雷が鳴ったと思ったら目の前に大きな蛇みたいな形の影が現れた!キラは何?と思った瞬間影は消えた。そして影が消えた瞬間に「誰にも言うでない。忘れろ」と言う言葉が響いた。そして、気が付くとキラは家で洗濯をたたみながら寝ていた。

キラは不思議な夢を見たと思った。だけど、もしかして、夢ではないのかと思った。実際夢かし見た夢と同じような感じだし、はっきりと覚えているからだ!
キラは、もしかして!?と思い家で飼い始めたハムスターに自分の血を舐めさせてみた。ハムスターの寿命は大体長くて3年だと言われている。だから今から4年後まだハムスターが生きていたら驚き物だ!もしかしたら、まれに4年生きるかもしれない。だから5年生きたら確実に、あの夢は現実の事だと言い切れる。



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