?崖淵斜陽館?

亜樹  2006-05-27投稿
閲覧数[559] 良い投票[0] 悪い投票[0]

ここは、魔物が住まう崖淵斜陽館と申します。
今宵のお客様は『バス』でございます。


黒い謎の上海バスが、夜明けを待たずに出発して行く。

背の低い、無口な運転手は、バス停とは思えない所で、客を乗せた。

夜が開けるまで、何人の乗客を乗せただろうか。
途中降りた、客は居ない。

終点に着くと、運転手だけが降りてきた。

ふと、中を覗くと、たくさん乗り込んだ乗客が居ないではないか。

黒い謎の上海バス…

乗ったはずの乗客は、皆さん、?幽霊だったのだろうか。

まさしく謎だらけだった。

実は、この黒い謎の上海バスは、脱出専門のマジシャンの訓練所
だったのだ。

運転手「皆上手く成ったものだ、さて私も帰るとするか。」

バスはエンジンを駆けたかと思ったら、消えてしまった。

運転手も、マジシャンだったのかぁ…


如何でございましたでしょうか。
次の、お客様は貴方かも知れません。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 亜樹 」さんの小説

もっと見る

SFの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ