「ふ…はは…そんな訳無いよね。この学園で推薦を受けた人間は学園創立以来只一人!」
うざい…俺が推薦うける程の奴じゃないって言いたいのであろう…はぁ…そうであったらどんなに良かったか…
「まぁ、君がどれほどの者かは知らないが、この僕、アルフレット・ミュゼアルに敵う輩ではないだろうがね」
何だろうコイツは、勝手に話しかけてきて勝ち誇ってやがる。
しばらくアルフレットの顔を眺めているとノエルが口を開いた。
「ミュゼアル?アナタあのミュゼアル家?」
みゅぜある?頭上にはてなマークをはべらかせノエルを見る。
「ふふーん?どうやら我が家を知っているようだねぇ偉大なる我が血族を!」
〜ミュゼアム家〜
ミュゼアムの血には強力な力が宿っている。その力により強力な魔法使いが多く世に生み出されている。
「そう!言わば超エリート僕にかかれば魔法学の明日は安泰!スゴイ、カッコイイ、ビバ僕ぅ!」
回りながら自分を褒めちぎり始めやがった。
「まぁ下々たる君達ではあるが今日から学友だ。僕の事はアルフレット様、もしくは、ミュゼアル卿とでも呼んでくれたまえ」
「わかったよ馬鹿貴族」
「んがー!」