おばあちゃんの恋と私?

アクア  2008-07-27投稿
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びっくりと同時に、なんともいえない感情が込み上げて、私はお母さんにしがみついていた。


「どうして…」


知ってるの?とは声が続かなかった。
だからお母さんからは、こんな返答がきた。


「もう五年たつらしいわ。なんで亡くなったかは…わからない。」


話すお母さんの顔には、悲しみが浮かび上がっていて、私はお母さんから手を離すと、もう何も聞けなくなってしまった。


「おばあちゃん、優華にはなんでも話すのね。」


お母さんの声は風に消えた。


死んじゃったなんて…
そんな…
おばあちゃんの想いはもうずっと届かないの?

どうにもならないのかな?
もう一度おばあちゃんに恋してる笑顔をしてほしい。元気になってほしい…



その時、夜空に一筋の流れ星が輝いた。



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