「祐一、どうしたシケタツラして〜オンナにでも振られたか」
そう、声をかけて来たH球団1年先輩の佐藤健士だ「違いますよ、オンナより手強いかな」
「慰めにきたんですか、からかうならあっちに行って下さい。練習のジャマです」「つれないなぁ〜愛する後輩が悩んでるのを可哀相だと思って、優しくすりゃ〜その言い草か、か〜悲しいね」
白々しい!確実に面白いがってる、しかも笑いを含んでるし〜まぁ心配されないより良いが、薫の事誰にも話せ無いし、こんな事相談出来るかっつ−の。
「マジで、何もないっス」「俺、第2グランドなんで」