ギャル男の予感?

ユキ  2006-05-27投稿
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明日も学校に行こう。そしたらまたまいこに会える。
そんな想いを潜めながら俺は家に帰った。
中学の頃の俺はなんてばかな事をしたんだと思う。別れた後もまいこが好きだったはずなのに忘れようと努力した。やっとただの思い出になったところに現れるなんて反則だ。
まいこには悪い事をしたと思う。ただの俺のわがままだったんだ。まいこほど好きになれた奴は他にいなかったのに。
明日が待ちどおしい。会ったら伝えたい。愛してると。
身勝手なのはわかってる。だけど再会してやはりまいこを愛してると気付いたのだ。謝りたい。そしてまた…。

朝がやってきた。俺は不安と緊張で眠れなかった。
だけどまいこは俺の事など気にもとめなかったのだろう。今日もきっとぐっすり眠ったにちがいない…。
そんな思いをかかえながら,昨日と同じ時間の同じ電車の同じ車両にのった。
まいこを探す俺。汗をかいているのがよくわかる。
そしてまいこが乗ってくるのが見えた。
今度はしっかり目を合わした。もうそらしたくなかった。まいこから離れたくなかった。
『久しぶり…』『久しぶりたか…』



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