向日葵

さやいぜい  2008-07-28投稿
閲覧数[165] 良い投票[0] 悪い投票[0]

太陽が一番高く上ったとき

私は一人堤防にいた。

何をするあてもなく

ただ波が打つのをみる。
夏の真っ盛り

じっとしていると汗がにじみ出る。

こうしていると

あの娘の顔がふと浮かぶ。

早く逢いたい。

話がしたい。

あの娘は私のことを

どう思っているだろうか。

季節はずれの蝶が

夏の太陽に翻弄されている。

私はそれを見、

堤防を引き返す。

脇には向日葵が二つ、

太陽を見上げていた。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 さやいぜい 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]
炭酸でシュワシュワー!!
痩身ジェルが進化!


▲ページトップ