さらにケビンは続けた
ケビン
「もし俺に協力すれば莫大な富が手に入るぞ」
「このまま戻った所でただの一生徒で終わってしまうんだぞ」
ケビンの言葉には迫力があり、ショーンは少し共感
を覚え始めてきたが
言い返した。
ショーン
「でも俺はお金がほしくて先生の元で教わってる訳じゃない」
「モートルという人を尊敬してるんです」
ケビン
「わかったショーン。」
「じゃあ1日だけ考えてくれ」
「もしその気になったら明日の午後のこの時間に来てくれて」
ケビンはそうゆうと笑みをこぼした。
ショーンは何も語らずに背を向けて去って行こうとしたが、ケビンが最後にまた話した。
ケビン
「そのうちにわかる時がくる」
そう話すとケビンも別方向に歩き出した。
内心ショーンの心は揺れ始めていた
調査メンバーに入れてもらえなかったりとやるせない思いがあったからである
しかし今はみんなにバレないように早く戻る事だけを考えていた。
時間的には20分ぐらいしか経ってはいないが
サラやルナが自分の持ち場に来てたら直ぐにバレてしまうからである。
そう考えるとますます焦り走り出した。
?へ続く