咎める言葉なら聞く覚悟は出来ていた
少しの軽い思いがあなたを傷付けた
あなたの笑顔の裏に隠された本当の思いが私の胸に突き刺さる
必死に隠そうとするあなたの優しさが私を苦しめる
責めてくれていいのに
強い言葉で冷たい言葉で私を叱ってくれていいのに
もう前のようには戻れないとお互い分かっているはずなのに
自分の過ちだって十分に分かっている
交わす言葉にも触れる指先にも薄れていく愛を感じる
目の前に迫って来る終わりに怯えて今もこうしてあなたと居る
許されるはずもないのに
あなたの隣に居る資格さえないのに
どんな表情をすればいいのか
どんな言葉をあなたに投げ掛ければいいのか
もうどうしていいのかも分からない
本当はあなたしかいないのに
こんな私に優しくしてくれるあなたに何を言えばいい
どうやって傷を埋めればいい
あなたの苦しみに比べれば私の苦しみなんかちっぽけなはずなのにこんなにも締め付けられる
笑ってみるけど罪悪感で上手く笑えない
今更後悔するなんて自分勝手だから
開き直る事も出来ないから
ただ目を閉じてあなたの言葉を待つ事しか出来ない
雨が止んで綺麗な青空が広がるように
いつか私の心もあなたの心も晴れるのだろうか