無人の島 第七章?

ユタ  2008-07-30投稿
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ワグナーが穴に入ってから少し経ったその時

叫び声が穴から聞こえてた
「シャーピィーー」
「おいシャーピィー」
「シャーピィー」

ワグナーの声だった

3人は何事かと思い武器をがっちり握りしめ
急いで穴に入って行った

モートル
「どうした、ワグナー?」
「何事だ!?」

すると3人はワグナーがいたすぐそばを見た

トムは息を飲み

ロンは直ぐにその方向から目をそらした

モートル
「一体これは……」

ワグナーはただ震えているだけであった

そう、そこにはワグナーと組んでいたトレジャーハンターである
シャーピィーと言う男が倒れていた。

しかも短剣が刺さっていて誰もが死んでいると思った
モートルはシャーピィーに近付き、呼吸や脈などを調べた。

やはりもう息絶えていた

モートルは両手で頭を押さえた

トムやロンも会った事はなかったとは言え、
人が目の前で亡くなっていた事にショックを隠せなかった

ワグナーの方はさっきはあれ程声を発して
呼び掛けていたの
なぜか今は静かに震えているだけであった

?へ続く

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