俺には幼なじみがいた。
名前は坂田美紀。
高一にして、155cmという低い身長。
顔は…結構可愛い。
少し気が強いところもあるけど、俺はそんな彼女が好きだった。
でも、幼なじみという事もあって…なかなか素直になれなかったり?
今日も美紀とケンカ。
「宿題見せろよ」
俺は強引にノートを奪った。
『ちょ…ちょっと、勝手に取んないでよ!!』
「うわ…お前の字、読みずれぇ……」
思ってもいない事を口にする俺。
『そんな事言うんだったら、写さないでよ』
そんな感じでケンカが続いた。
その時、1人の男が美紀の名を読んだ。
「坂田美紀さん…ちょっといい?」
俺が振り返り、そこに立っていたのは……
つづく