先生、あのね・・?

朝顔  2006-05-28投稿
閲覧数[432] 良い投票[0] 悪い投票[0]

そう思ったら、私は無意識に右手を低く挙げていた。先生が、驚いている。みんなが、真顔になっている。やっぱり・・変だよね・・そう考えたら急に恥ずかしくなった。慌てて掲げた右手を机の下にしまおうとした時、先生が突然声を出した。「お・・・おぉ!やってくれるか!ありがとうな!」先生がそう言うと、みんな隣の席の人達と話始めた。当然、今井さんはおもしろくなさそうな顔をしている。けれど今の私の頭の中は、さっきの先生の事でいっぱいだ。先生、庇ってくれたの・・?例えそれが当たり前の事でも、私、すごく・・嬉しい。私の心臓は、ギュッと掴まれたみたいに苦しい。ずっと、ずっと・・・<続く>

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 朝顔 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ