未恋堂〜あなたの過去治します〜第15話

可小里  2008-08-02投稿
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昔 親に冗談で大学生になったら一人暮らししたいと言って 真剣に怒られた事があった。

うちの両親は晩婚だった為 既に還暦近い。

そんな彼らに対し私は いつも良い子でいる事を選んでいた。

あの時も・・・。


優太は近くのベンチにゆっくりと腰をおろした。

寒そうに背中を丸め さっき買った缶コーヒーで両手を暖めている。

やはりあの時と同じだ。

そして私も優太の横に腰を掛けて言ったんだ・・・あの時「やっぱ行けない」ってね。

私はまた あの店主の言葉を思い出していた。

「君の思うようにすれば良いんだ」

「私の思うように・・・」

私はそう呟くと 優太の隣に腰をおろした。

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