「でもね…私があなたを元に戻すと同時に私の力も消えちゃうから…気をつけてね」
この状態で解けるのはまずいなぁ…
だって今奴らは飛びかかってるんだもん!
「俺がいいよって意ったら戻して」
彼女はコクリとうなずいた。
俺は彼女の手を握って奴らの背後に回った。
そのときの彼女の顔は赤くなりとても可愛かった。
奴らの背後に回ると俺はおもむろにワイシャツのボタンをはずした。
「いいよ。男に戻して!」
その言葉を聞いた彼女は何かの呪文を唱え始めた。
呪文が唱えられる度に俺の2つの小山がみるみるうちに平らになっていく。
そして小山が無くなると同時に奴らは動き出した。