空があまりに青くて
空気がどこまでも澄んでいて
あの日の君が
僕を真直ぐに見つめる
その瞳が
忘れられない
空があまりに青くて
空気がどこまでも澄んでいて
僕の心は
君の瞳に見透かされているようで
そんな気がして
僕は立ち尽くして
言葉が出なかった
君を好きだなんて
言えるはずもなく
僕は君をふった
興味ないんだ君には!
心にもないことを僕は言ってしまった
君の顔も見ずに僕は
走り去った
空があまりに青くて
涙さえ出ずに
ただ、君に似合うような男じゃないからと心の中で呟いた
僕は
何度も呟いた