少女漫画みたいな恋したいな…
女の子なら誰でも思うはず…
西洋高校、偏差値53
女子バスケットボール部
【安西 カオリ】
高校1年生
彼氏は……いない
入学して2週間、皆だんだん友達できて、好きな人もできて♪楽しい時☆
デモいつも私は……
「ミカ〜泣"相談があるンだケド…」
【西村 ミカ】
私の中学時代からの親友
「あんたの相談の内容分かるょ…恋がしたいんでしょッ??」
「うン…泣"何で分かったの??」
「相談ッて言ったらいつもそれじゃん!!」
「だってミカはいつも【焦るなって】じゃん…」
私はふくれっつらで言った…
「だってまだ2週間だょ??」
周りにはまだ2週間なのにイチャイチャしてるカップルがいた…
「【まだ】なの??私は【もう】だと思うケドなぁ…」
私達はいつもこんな話しで盛り上がってた!
キーンコーンカーンコーン
長々しい授業も終わり、皆は愛する人と手を繋ぎながら楽しいそうに帰って行った
私の相手は今日も女
「安西!チョットいいか?」
担任の福島に呼び出されてしまった…
「な〜に〜?」
「チョット話しがあるから職員室来てくれッ」
「話しッて長い??」
「まぁなッ!悪いな〜」
ミカ待たせたら悪いから先に帰っててもらおッ!
「ゴメンねッ!そお言う事なんで…」
「いいよ?☆ぢゃねバイバイ★」
「バイバイ☆」
私は急いで職員室に向かッた
「先生な〜に〜?」
「お〜!安西!悪いな…」
「いいケド何?私なんにもしてないょ?」
「分かってる(笑)?あのな、来週、遠足あるだろ??」
えッ…!?嫌な予感……
「実行委員してくれないか?」
ヤッパリ…
私はこの後、10回以上は断わっただろう…
ガラガラガラ
「失礼しました…」
結果、実行委員やる事に…
先生は粘り強い人だな!と知った…
「はぁ〜…」
私は、やる気のない皆の前に立って張りきって班決めなどしたいといけないのか…
と思いながらボ〜っと下を向きながら歩いてた
ドンッ!!!
「あッ!?すいませっ……」
これが私の初恋だった///