閉鎖空間Aゾーン 3

坂井広樹  2008-08-03投稿
閲覧数[578] 良い投票[0] 悪い投票[0]

あの決意から10分がたった
とりあえずよくスパイ映画であるような事をしてみようとする。

壁を叩いたり、部屋中を調べてみたり・・・

そこで不審な物を見つけた
部屋の四隅にあるスイッチ
方角がわからないのでよくわからないがスイッチの色は、赤、青、黄、緑・・・

押してみようという気には当然のことながらわかなかった。

これを押して変なことが起きたら困るからな。

しかし時間の方は残り40分ぐらいなのか?

携帯電話の電源は入るがいつ始まったかわからない故に決めかねる。

恐らく最終的にはどれかのボタンを押す他ない。

ピー、ピー、ピー・・・
またあのサイレンだ・・・脱出者があらわれたのか?
ダツラクシャ、イチメイ、ダツラクシャ、イチメイ、スイッチハ、アオ。


は?脱落者だと?

てっきり俺は制限時間がきたら終わりかと踏んでいたが・・・

それにスイッチハ、アオ
スイッチの色だとすればこれはかなり大きな情報だ。

しかしなにを意味するのか
閉ざされた空間からの脱出は、叶うのか・・・

第一次関門マデアト35分

残り・・・二十二人
(脱落者一名)

序章 スイッチ 憶測

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 坂井広樹 」さんの小説

もっと見る

ホラーの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ