グロテスクな内容があるので、苦手な方はおやめください。
〜プロローグ〜
2005年。3月8日、不思議な怪奇事件が起こった。内容は、〇〇県 杉橋村で、謎の黒い集団が現れた。その数時間後、村の半分の住人達がバラバラ死体で発見された。黒い集団が現れてから、住人が殺される空白の時間が怪しいと警察は調べている…。
2005年10月13日。アタシは、誕生日を迎えた。母親は、6ヶ月前に起きた、杉橋村多数バラバラ殺人事件に巻き込まれ、殺された。
父親と私は、出かけていて助かった。
母の復讐で、犯人を探している今日この頃だ。
名前は、渦宮 風憂。今日で18歳だ。
今もなお、杉橋村に住んでいる。
今日は、家で父親が誕生日祝いをしてくれる。高校三年の私は、ミニスカートなど気にせず自宅へ急いだ。
ガチャ…
「ただいまぁ!」
「……………。」
応答がない、どうしたのだろうか?
「買い物かな?」
私は、リビングに入った。
そこにいたのは、変わり果てた父の姿だった。腕切られ、腹を切られバラバラだった。壁には、父の血潮が飛び散っていた。
「いっ、いやぁぁぁぁぁぁ!!」
一度起きた事は
三度ある…。
私の誕生日から、惨劇は幕を開けた。
この先に、惨劇が待っているとはこの時、知るよしもなかった…。