居酒屋でりさと再会してからわたるの頭からりさが離れることはなかった。バイトしてるときも遊んでいるときもずっと考えていた。わたるはこの初めての感情に戸惑いながらも行動することに決めた。わたるは毎日りさのバイトしている居酒屋に通うことにした。話すことができる時間はほんの少ししかない。忙しい日などは話すこともできないが顔見れるだけで嬉しくて幸せに思えた。仲間を連れてときには一人で居酒屋に通いつめた。わたるはこのころから自分がりさのことを好きなんだと自覚するようになった。わたるは自分が毎日のように会いに店にきて嫌がられないだろうかと心配していたがりさは笑顔で接客してくれた。そんな彼女のことが好きでしょうがなかった。