Dragon's eye [3ー14]

ギルドギア  2008-08-05投稿
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アスカは、完全に自分の勝ちだと思いこんでいた。しかし、レンはまだ諦めてはいなかった。

「俺の負けだ…」

レンの言葉を聞いて、アスカは鳳凰刀を下ろした。その瞬間レンがにやついた。

「な〜んて言う訳ないじゃん♪」

そう言って、レンは後ろへ飛び、狗斬を掴んだ。

「…なっ!」

「引っかかったね」

レンは狗斬を取ることには成功した。だが、まだ勝った訳ではない。しかし、レンは狗斬を取った後どうするかまでは考えていなかったため、その場から動くことが出来なかった。
アスカは、最初はこの後のレンの行動を考え、受けの体勢に入っていたが、レンが反撃してこないところを見て、レンに打つ手がないことを感じ、再び攻撃の体勢に入った。

「ちと甘く見すぎていたな…」

【油断大敵だ!】

「おぉう…すまんかったな、鳳凰」

【まったく…!】

「ほんじゃ、やりますか♪」

【いくぞ!】

「鳳凰雷牙!」

鳳凰刀からいくつもの雷が出て、レンに向かって飛んでいく。雷は上下に分かれ、レンを挟み込むように襲いかかる。噛み砕く、と言ったイメージだ。

「向こうも使えんのかよ!」

【レン!あいつの刀も俺と同じだ!瞳によって属性が変わるタイプだ!】

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