淡い恋心
この想いを例えてみたりしたけど何か照れ臭い
もうこんな想いをすることもないと思っていた
別れた後いつもの仲間といつものように派手な女の子が沢山いる店に行く
良く通った店
いつもなら盛り上がれるのに何だか物足りない
頭の中は君のことばかり
さっき見たばかりなのに素朴な笑顔にもう一度会いたい
こんなふうに思うとまた失礼かなって反省しながらも上の空になる
『ではまた』と笑って頭を下げる君の姿が頭に焼き付いて離れない
本当は君をさらって何処かへ消えたいくらいだった
どうしようもない
いい年してまた恋をした
年下の女の子
またいつもの癖だ
平凡な毎日から抜け出したくて刺激を求めながら生きている
綺麗な人を見れば声をかけてみたり
そんな仕方のない僕だ
君もその一人に過ぎない
すぐに忘れるだろう
女の子達の笑い声を聞きながら
君の笑い声を思い出しながら
そう必死で言い聞かせた