ショーン
「ワグナーさん」
ワグナー
「なんだ?」
「俺はお前達と行動を共にする気になれなくなった」
「悪いな」
ショーン
「違うんです」
「聞きたい事があって」
ワグナー
「だからなんだ?」
「手短にしてくれ」
ショーン
「わかりました」
「実は仲間のケビンと言う男について知りたくて」
ワグナー
「どうしてだ?」
「まさか会ったのか?」
ショーンはケビンと会って話した事を一部始終話して聞かせた
するとワグナーは
「のった」
ショーン
「え?」
ワグナー
「ショーン、俺と組もうぜ。」
「それにケビンと」
ショーン
「でも……」
ワグナー
「いいからいいから」
「俺に任せときゃうまくいく」
「俺はここにはもういられないから食料持って、ケビンの所に行くぜ」
「お前は明日その時間に銃を持ってくればいい」
ショーンはワグナーがいれば心強いと思い
また、ロンの事などにも腹が立ち段々とその気になってきた
ショーン
「わ、わかりました」
「行きます
明日必ず」
そう、ショーンの言葉を聞くとワグナーは
ケビンがアジトにしている方向に去って行った
第八章
【緋瞳(レッド・アイ)】
に続く