ヴェネチアの恋N゜5

カリオン山田  2008-08-06投稿
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勇司のリックとの同居生活も 彼と行動を共にしながら 2週間もすると
すっかり旅行気分は抜けてきた
気ままなプー太郎のようですが
平日は 朝4時から卸し市場の搬入作業
一段落すると
近所の3流ホテルのモーニングバイキングの手伝い
また 市場に戻り 片付け
それで 午前中は ほぼ潰れます
午後は 週末を中心に
駅につく観光客のタクシー(船)案内 (ほぼ客引き)
リックのいるレストラン通りでの店のお手伝い(ほぼ呼び込み)
(ターゲットは日本人!訳わからなそうにしてる日本人に声を掛け・・・するのだ案内
その時代
よっぽど すでに 何かしら専門職を身に付けてないかぎり
給料を貰って定職について働くのは 難しかったと思う
イタリアは失業者の多い時代で
企業は積極的に地場の人間を雇用するように 指導されてましたし 外国人を雇用するには
給料と同等の税金を払わなくては ならなかったのです

だから 勇司の場合も
報酬はオダチンの域を越えなかったし
なにより人の好意 ・・・・(飯食いに行くかい)が1番 有り難かった
いろんなとこに顔を出すから
結構 有名人になっていた
部屋はサンマルコ広場からだとアカデミア橋を渡りラファエ教会の更に奥に入った所にあり
どちらかと言えばサンタルチア駅の方が近い観光客はあまり来ない奥まった場所で居住区です

近所のコンビニ(今の形のコンビニとは違いますが)に日本人のお姉さんがいてミネラルウォーターとタバコを売っていた
ちょくちょく 行っては 日本語を話せましたし
ホッとするのと同時に
その年上のお姉さんに恋心にも似た感情
しかし 彼女には 旦那がいました
・・・とある日 そのお姉さんの知り合い(清楚なヴェネチアっ娘だよ!と言う)が 勇司に興味ありげ?!と言う情報が舞い込み・・・・飛び付く
2日後の日曜日 夕方5時に サンマルコ広場で待ち合わせ
それからの2日間は
そのお姉さんに・・・彼女の好み等 情報収集・・・イタリア女性の口説き方・・・
聞きまくり・・綺麗 可愛い 夢中 好意 ・・・等 恋愛にまつわる単語を詰め込み
・・・言い方 声のトーンひとつで ニュアンスが変わる等の 英才教育
1番 イタリア語を勉強した時だったかも知れません・・・
・・・・・続く



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