さよなら、行って来ます。

神兎  2006-05-30投稿
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結婚なんて、考えるだけ無駄だ。
俺にそんな資格はないし、俺には皆がいて、仲間がいて、近藤さんがいて。
でも、やっぱり、幼馴染のアイツのことが、頭から離れねぇ。
何故?そんなの当たり前だ。俺は昔からアイツが好きで、アイツも俺が好きだって言ってくれた。だからだ。当たり前なんだ。
でも、アイツの父親は俺が真選組だということだから中々許してくれない。
俺は諦めた。アイツと結ばれるなんて、永遠にありえない。

もう・・・・・・どうでもいいや。



銀「ああ?何々?結婚相手が真選組だから父親が結婚を許してくれない?」
新「銀さん、近すぎますよ。で、相手の人もそれは知ってるんですね」

その、依頼人の『お悠』は「はい」と頷いた。
銀「・・・アンタはそいつにどうしてほっしいワケ?」
悠「・・・・・・父は、沖田さんが真選組を辞めれば許すって・・・でも、沖田さんは・・・」
銀「ちょっと待ってくんない?相手の名前は?」
悠「沖田・・・真選組一番隊隊長、沖田総悟さん・・・知ってるでしょう?有名なんですし」
神「NOォォォォォォォォォ!!!」
悠「ひっ!」

新「沖田さんんんんん!?」
銀「落ち着け!新一!」
新「落ち着けるかァァァァ!てか新一じゃねぇ!新八だァァァァァ!」
神「うむうむうむうむ・・・・」
悠「あの・・・いいですか?」
銀「あ、はいはいどうぞ」

悠「とにかく、沖田さんに、真選組をやめてもらいたいの」
銀「・・・それを、俺たちが?」
悠「はい、お金なら、いくらでも出します。お願いします。私、沖田さんが好きでしかたないんです。お願いです。」

銀「・・・・わかったよ。おい、新八、神楽、行く用意しろ。行くぜ」


 つづくぅぅぅぅぅぅぅ!?



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