別れ際少し期待した
ここで別れたら終わりになる
だけど私の期待は簡単に崩された
連絡先も聞かれない
悲しくて仕方なかった
社交辞令の挨拶を交わし貴方は姿を消した
溜め息を一つ着いて開き直った
貴方は年上の人
結局私なんて相手にされない
明日になればきっと貴方は私を忘れる
さようなら
私の中に生まれた恋も終わりを告げる
こんなもんかって
胸が痛い
一人になるとまた貴方を思い出す
目を閉じてもあまり貴方の笑顔を思い出せない
思い出せるのは交わした会話だけ
何度も思い返してまた会いたくなる
私も忘れたらいい
沢山の出会いの中でまた恋をし
貴方と過ごした時間なんて忘れたらいい
ただの思い過ごし
私の勘違い
今日から何かが始まると希望を膨らませて
その想いははかなく散る
もう一度会いたいと願うけど多分無理
きっと無理