Hellboy?

アイム  2008-08-10投稿
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最初の担当者は若い男だった。
20歳くらいで誰が見ても全員イケメンと思うであろう顔だった。
しかし彼はガードレールに座り暗い表情だった。
俺が言うのもアレだが目が死んでいる。
俺は俺を彼の記憶に彼にとって親友だったことに変えた。
俺は彼に近づいていった。
彼は記憶を変えられているとは知らず俺に挨拶をした。
「やあ、久しぶり。」
彼の声は元気を無くしていたがそれでも元気そうに振る舞っていた。
「ああ、久しぶり。」
俺は適当に挨拶し返した。
「5年ぶりだね。
話しがしたいけど、こんなところじゃなんだから何処か店に入ろうか。」
彼は適当な喫茶店に入り話しを始めた。
「懐かしいね、会うのは高校を出てからだね。」
彼はあるはずのない思い出について色々話してくれた。
高校時代をどう過ごしたか、体育祭や文化祭などの学校行事の思い出、など卒業までの色々なことを話した。
私は適当な相槌を打ちながら彼の名前と性格について理解していった。
まず彼の名前は「王馬 大斗(おうば たいと)」
歳は21歳、性格は優しく冷静な性格だった。
彼は仕事について語った。
彼は花屋をやっているらしいのだが暗い原因はその花屋の出来事らしい。
なんでも2日前花屋の店長が死んでしまったらしい。
彼は店長のことを自分の父親のように気に入っていたようでそのせいで酷く落ち込んでいるようだ。
俺は恐らくこのことで死ぬのだろうと思った。
その後30分程話した後、後日また会う約束をしてその場を去っていった。
死神は眠くならないので適当に時間をつぶす為にインターネットカフェに入り日が上るのを待った。
待っている間に俺は彼について考えていた。
……何処かで会った気がする………気のせいか?



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