友達と一緒に飲んでる時にあたしは長生きしたいんだけど、七海はどう?って聞かれたあたしは明日死んでもいいって答えた。
36才 若くもなく年寄りでもない半端な年齢。
男の人だったら1番油の乗ってる時。
女の人だったら子育てど真ん中。
嫁にも行って無いあたしはまわりから見たら自由な暮らしに見えるだろう。
でもあたしは毎日淋しくてしかたない
誰からも必要とされていない毎日なんて辛いだけ。
だから明日死んでもいいって思ってる。
20才の時一人の男の人と知り合って恋に落ちた。
その人は思いっきり悪い人だった。
知り合ってすぐにソープランドで働くようになった
もちろん働いたお金はすべて彼の手に・・ 一ヶ月に300万っていうお金が普通に入って来る。
そんな月日が一年過ぎ二年過ぎあっと言う間に四年過ぎた。
自分でも、おかしいと気付くのに四年もかかった
おかしいと気付かせてくれたのは六歳年下の男の子。