空はこんなにも綺麗に晴れてるのに
晴れを祈る歌を歌うキミは
心の中がいつも雨なんだろう
ボクはキミの闇を晴らしてやりたくて
でもボクは無力で
キミを見つめてただ涙を流すことしかできなかった
こんなに弱いボクなのに
キミは相変わらず悲しげな微笑を浮かべて
「ありがと」って
「もういいよ充分だよ」って
優しく優しく
呟き続けた
二人を包むのは太陽の光
でも実際は闇の鼓動
そのギャップが
そのずれが
たまらなく愛おしくて
キミとならこの世界を生きられる気がした
光も闇も共に歩いてゆけると
歌を歌おうよ
もう一度
今度はボクも一緒に
晴れなのに晴れを祈る歌を
雨なのに雨を祈る歌を
手をつないで行こう
どこまでも行こう
キミと二人
明日への旅へ