ELEMENTAL BLOOD (32)

SKY  2008-08-16投稿
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レーヴェも精霊隊に所属することにした。精霊使いの数がセツナをあわせて三人しかいなかったからだ。

「僕も精霊隊にいきます」

部隊の隊長がいるところに向かう途中のセツナに話しかけた。

「うん、がんばろう」



精霊隊のテントの中には女性一人と男性一人がいた。
「おっ、来たな」

レーヴェ達を見てニヤニヤしながら女性の方の人が言った。

「そうニヤニヤすんなってリース。」

リースと呼ばれた女性はテーブルの隊長の席に座っていた。

「はは、すまんすまん。かわいい娘が二人きたんでうれしくてな」

リースの言葉をしっかりレーヴェはきいていた。

「あの、僕は一応男です」

二人が固まった。すんごい顔してこっち見てる。

「マジか・・・。」

男が言った。

「落ち着こうじゃないかアラン。冷静に考えれば分かることだ」

リースの言葉にアランと呼ばれた男は考え始めた。

「リース、何が分かったんだ?」

考えても分からないアランがリースにきいた。

「ふっふっふっ。教えてあげようじゃないか。」

みんながリースを注目した。レーヴェは困り果てていたが。

「つまり!男装が趣味なんだろう」

レーヴェはガクッとこけそうになった。

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