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夢見大  2006-06-01投稿
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「この世の中にはいくつも、時と時が交わる場所『ワームホール』があるといわれている。もし、ワームホールに入ったら、瞬間移動や、タイムスリップ、異時限空間へ行ったりと、様々な事がある。それぞれの行き場所は、ワームホールの大きさ等が関係していると言われている。
ワームホールは、なぜ起こるのかという、問いにはおそらく答がないだろうと、私は考えている」理由は、と言った所で富士田正志の授業は、終わった。富士田は、
「この続きは来週の授業の時に行う。各自それぞれ、教科書の60ページ当たりをよん読んでくるように。では、また」
と言った。
富士田が言い終わる前にもうほとんどの学生が外に出ていなかった。その状況を悲しく思ってか、溜息を着いて、自分も講義室を出て行った。
富士田の授業が好きな秋山直は、ほかの学生のこの行動が理解できないでいた。何故こんなにも面白い授業が終わって、悲しくないのだろうかとも思っていた。
秋山の友達の亀岡亮二には、秋山がなぜこのミステリー学が好きなのか理解できないでいた。
このことで秋山と亀岡は、時々衝突していた。衝突といっても軽いものだ。小一時間議論したことがあるだけである。お互い喧嘩が嫌いだからである。続



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